不景気に強い業界に転職する最大の魅力は、安心した気持ちで仕事に打ち込めるということでしょう。不景気に弱い業界で働いていると、ボーナスカットや残業の停止、休日出勤の停止などで収入面でダメージを受けます。パートや契約社員が解雇されたり、正社員でさえリストラされることもあります。特に影響を受けやすいのは、飲食業界や広告業界、建設業界、アパレル業界などです。大企業であっても例外ではありません。
一方、不景気でも強い会社に転職できれば、業績が極端に落ち込むことはないので、仕事を失うリスクは小さいといえます。医療や介護関係、保険といった、必要不可欠なサービスを提供する業界なら安心して仕事を続けられるでしょう。また、電気やガス、鉄道、物流など、人々の生活を支えている業界も不況に強いといえます。
ただ、不景気に強い業界の中でも、個々の企業を比較すれば、業績の伸びには差があり、中には倒産に追い込まれたところもあります。不況の時でも比較的安定しているのは、不況の時こそ求められる製品やサービスを提供している企業です。以前の例でいえば、バブル崩壊後に飛躍したユニクロやリーマンショック直後に誕生したUberなどがあります。
不況の時でも体力のある企業は、向上心があり、考え方がポジティブで柔軟なスタッフが集まっています。そうした職場環境で自分のスキルを十分生かしながら働けるというのも大きな魅力といえるでしょう。安心して働きたい方は、こちらのサイト【不景気時も怖くない!転職のすすめ】も参考になるかもしれません。